こんにちは!YOGA PILA LAB編集長のgaooです。阿佐ヶ谷にあるマシンピラティススタジオ『まるはなピラティス』さんの体験取材をさせて頂き、記事としてまとめました。
40以上のスタジオでレッスンに参加した経験を素に、『まるはなピラティス』のおすすめポイントや、実際に行ったプライベートレッスンの内容を写真付きで解説しています。最後までお読み頂ければ幸いです。
又、他にも東京でおすすめのマシンピラティススタジオさんがあり、こちらで紹介していますので是非チェックしてみて下さい!
『まるはなピラティス』ってどんなスタジオ?
まるはなピラティス | |
住所 | 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南2-21-10 ティラ201 |
最寄駅 | 『JR阿佐ヶ谷駅』 徒歩2分 『丸の内線南阿佐ヶ谷駅』 徒歩9分 |
営業時間 | (月火木金土)8:30-17:00 |
定休日 | (水、日、祝日) |
理学療法士が考案した『PHI ピラティス』
パーソナルトレーナーの経験もある
家でもできるピラティスのエクササイズを伝授!
モットーは『楽しく続けられる事』
まるはなピラティスの代表兼インストラクターのhanaさんです。
楽しく続けられることをモットーにしています!
その日のコンデションに応じてメニューを提供しており、無理なく続けていただけるようにしています。
また、お体の話だけではなく、お客様のお仕事の話やご家庭の話、悩んでいること、愚痴(笑)など様々なお話をさせていただくことで、心の距離を少しでも縮められるように意識しています。
特に初めて、運動をする方は緊張している方が多いのでより心地よい距離感を心掛けています。
私自身もお客様に助けられていることがたくさんあるのでお体のお悩みだけではなく、少しでも終わった後に笑顔が増えるようなそんなスタジオを目指しています!
理学療法士が考案した『PHI ピラティス』
hanaさんは、PMAに認定されている世界的にも有名なピラティス指導者資格『PHI ピラティス』を保有しています。
<PMAとは?>
アメリカのフロリダに本部がある組織で、ピラティス指導者の国際的な資格、教育基準を設定している非営利組織がPMA(Pilates Method Alliance)になります。PMAに認定されているマシンピラティスインストラクターの資格を取得するには『解剖学』『運動生理学』などの座学、そして実技を合わせて500時間以上の研修が必要になります。
PMA認定の資格団体 | ||
---|---|---|
balanced body | BASIpilates | PHI PILATES |
FTP Pilates | STOTT PILATES | PILATES japan |
BESJ | JAPICA | POLSTER PILATES |
ITT PILATES | PEAK PILATES | PROGRAM OF STUDY |
ピラティスの指導者資格には多くの種類があり、それぞれ特徴があります。
- PHIピラティスとは?
-
PMAに認定されているピラティス資格では、人の体の構造と機能について学ぶ『解剖学』の授業がありますが、『PHI ピラティス』は理学療法士が考えたピラティスのメソッドという事もあり『解剖学』の授業により力を入れています。最近では現役の理学療法士さんが『PHI ピラティス』の資格を取得し、クライアントにピラティスを提案したり、自分でスタジオをオープンしているケースも多く見かけます。
ピラティスは、骨盤の位置、呼吸、どのパーツを動かすか、どのパーツを動かさないかを意識しながらエクササイズを行なっていきます。『解剖学』に基づいたとてもロジカルなエクササイズです。個人的な意見ですが、『解剖学』の知見が深いインストラクターのレッスンは合理的で質が高いです。
パーソナルトレーナーとして活躍した経験
hanaさんはピラティス以外にも多くの資格をお持ちです。
ジャンル | 資格名称 |
---|---|
ピラティス | PHI Pilates Mat Ⅰ/Ⅱ PHI Pilates Props PHI Pilates ReformerⅠ |
パーソナルトレーナー | NESTA PFT |
タイ古式マッサージ | マニュアルレジスタンスセラピー |
水泳 | 基礎水泳指導員 |
そして、資格を活かした実務経験があります。
- 学生時代
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幼少の頃から水泳をしている事もあり、大学生の時にアルバイトとして水泳指導を行う。
- 会社員時代
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大学卒業後に24時間フィットネスジムでインストラクター、店長として従事。
- 2023年
-
独立して『まるはなピラティス』をオープン
筋肉には体の深部にあるインナーマッスルと、体の表層部にあるアウターマッスルの2種類があります。理想の体にBODY MAKEするには、どちらも必要な要素です。それぞれ鍛え方が異なり、実際に指導者として多くの人の体に触れてきたhanaさんの経験は『まるはなピラティス』の強みでもあります。
インナーマッスル | アウターマッスル | |
---|---|---|
場所 | 体の深部の様々な場所にある | 体の表層部に位置する |
役割 | 姿勢保持 | 体を動かす為に必要な筋肉 |
鍛え方 | ゆっくりと小さい負荷をかける | 高い負荷をかけて行う |
適したエクササイズ | ピラティス | ワークアウト(筋トレ) |
日常生活でも意識付けできるピラティスの指導方法
ピラティスにはマシンを使ったマシンピラティスと、マットの上で行うマットピラティスがあります。
多くのマシンピラティス専門スタジオでは、様々なマシンを使ったエクササイズがメインで、レッスン中にマットを使ったエクササイズを行う事はあまりありません。
一方『まるはなピラティス』では、マシンもマットの上で行うエクササイズも行います。他スタジオと比較すると以下の通りです。
まるはなピラティス | 他スタジオ | |
---|---|---|
マシンの利用 | あり | あり |
マットの利用 | あり | あまり活用しない |
宿題 | あり | なし |
自分の体の癖に気がつき、体を正常に戻して、日常生活においても正常な状態を維持し続けてこそピラティスに通う意味があります。レッスン中にインプットして、家に帰って復習して体に馴染ませる事で習慣化させる事が出来ます。だからこそ『まるはなピラティス』では自宅でもできるようにマットピラティスのエクササイズを取り入れています。そして、次のレッスンまでの宿題として自宅でできるエクササイズを考案してくれます。
スタジオの雰囲気
マンションの2階にあるスタジオは、周りの目を気にする事なくレッスンに集中できます。
まるはなピラティスをオープンした際に、hanaさんのお父様から贈られたピカソの『花束を持つ手』。1人で握るのではなく向かい合う2人の人間が一緒になって花束を持っています。平和の象徴として描かれたそうです。
料金・月会費
プラン | 内容 | 料金 |
---|---|---|
月4回 | 1ヶ月に4回受講 | 28,800円 |
月2回✖️2ヶ月 | 2ヶ月に4回受講 (1ヶ月に2回受講) | 30,000円 |
単発レッスン | 8,500円 | |
体験レッスン | お一人様1回のみ | 4,000円 |
以下プランもあります。
1ヶ月短期スタートダッシュコース(60min×8回 ¥56,000)
4ヶ月集中ダイエットコース(60min×16回 ¥108,800)
店舗情報
まるはなピラティス | |
住所 | 〒166-0004 東京都杉並区阿佐谷南2-21-10 ティラ201 |
最寄駅 | 『JR阿佐ヶ谷駅』 徒歩2分 『丸の内線南阿佐ヶ谷駅』 徒歩9分 |
営業時間 | (月火木金土)8:30-17:00 |
定休日 | (水、日、祝日) |
マシンピラティスのプライベートレッスンを体験した感想
『まるはなピラティス』代表兼インストラクターのhanaさんにレッスンを担当して頂きました。プライベートレッスの流れは以下の通りです。
運動経験、ピラティス経験、体の状態、ピラティスに通う目的等をシートに記入
直立、前屈した時の体の状態をhanaさんが確認。レッスン前の写真も撮影
レッスンをより生産的なものにする為に、体全身をほぐすストレッチを行う。
姿勢分析の結果に基づいたマシン、マットを両方使いながらのエクササイズ。
レッスン前後の写真を見比べて、体の状態に対してフィードバック
自宅でもできるようなマットの上でできるエクササイズをhanaさんが考案。次回までの宿題として課題が出される。
姿勢分析で指摘された事
・胸椎(首の下あたりからみぞおちのあたりまでの背骨)がでていて、少し猫背になっている
・右肩が上がっている
自分では気がついてませんが、指摘されて
写真で見ると明らかですね。
実際に行なったマシンピラティスのエクササイズ
指摘された事 | 胸椎(首の下あたりからみぞおちのあたりまでの背骨)がでていて、少し猫背になり、頭が前に出ている |
以下は胸椎を動かすエクササイズです。
リフォーマーというマシンを使ったエクササイズです。マシンの上で仰向けになり骨盤を後継(お尻を突き出すようにする)にし、両脚を抵抗力のあるロープに輪っかにかけます。(1の状態)骨盤が台に付いた状態で脚が垂直になるように上げていきます。(2の状態)一番下の背骨から一つずつ順番にマットから剥がすようにしていきます(3の状態)今度は胸椎(首の下あたりの骨)から一つずつの骨を順番に台につけていきます。(4の状態)骨盤まで台につけたら両脚を伸ばして、最初の状態へ戻ります。(5~6の状態)この動作を5回繰り返します。
パソコンを使うデスクワークが多いので、背中を丸めて仕事をしています。そして、背骨(胸椎)を動かさないと周りの筋肉が固まってしまいます。胸椎を動かすエクササイズでは、ゆっくりと丁寧に自分の体に対峙しながら一つ一つの骨を動かす事を意識して行いました。レッスン後は背中周りがスッキリとした感覚がありました。
以下はレッスン前後の写真です。
実際に行なったマットピラティスのエクササイズ
指摘された事 | 右肩が上がっている |
以下は肩を使ったエクササイズです。
マットの上に長座になり肩から少し後方の位置に両手を置きます。(1の状態)胸を引き上げつつも、お腹はへこませた状態でお尻を上げる。(2の状態)胸を引き上げた状態を保ちながらお尻をマットにつけます。この動作を5回繰り返します。
リバースプランクというエクササイズです。姿勢を維持するために大切な三角筋(肩の筋肉)を鍛える事ができます。胸を引き上げてお腹を凹ませ、正しい状態で全身を支える事により、左右の肩の力を均等に使って全身を支える事が出来ます。
以下はレッスン前後の写真です。
写真でわかる!レッスン前後の体の状態
レッスン後の体の状態をまとめた写真になります。
プライベートレッスンを1時間受けたものがAfter写真になります。まるはなピラティスでは、レッスン前後の写真を共有してくれるので、客観的に自分の体の変化を楽しむ事が出来ます。このように可視化してくれる事で、モチベーションアップや、レッスン前の写真を見る事で、普段から気をつけようと気付きを与えれくれます。
プライベートレッスンを受けた感想
『こんにちは!今日は宜しくお願い致します。』
出迎えてくれたhanaさんは、まるはなピラティス公式HPの紹介ページからも感じ取れた『笑顔が素敵で雰囲気が柔らかい人』という印象でした。
レッスン前のヒアリング(ピラティスに通う目的)では、談笑したりしてリラックスする事が出来ました。
そしてレッスンが始まると、穏やかな口調や柔らかい雰囲気は変わらないものの、目がキリッと真剣な眼差しになり、一生懸命レッスンに向き合っている直向きさが伝わってきました。
教えてもらったエクササイズが上手くいなかい時は、やり方のコツを丁寧にレクチャーしてくれたり、それでも出来ない時は違うアプローチを考案してくれました。
そして上手にできた時は『ナイス!』『ナイスコントロール!』と言ってくれ、モチベーションを上げてくれます。
ピラティスのプライベートレッスンを受けると、自分が瞑想状態(集中力MAX)になる事はありますが、hanaさんも瞑想状態になっているのではないかと思う位に、一生懸命さがよくわかりました。
僕もhanaさんも集中力MAXでレッスンを行なっているので、勿論結果はついてきます。前章でも紹介したようにレッスン前後の写真を見ると体の変化が明らかです。
高いスキルとユーザーに寄り添う事で質の高いレッスンを生み出されます。
hanaさんは現在でもご自身がユーザーとなり、ピラティスのプライベートレッスンを受講されているそうです。そして、良いと思った事をご自身のスタジオでも反映させています。
『インプット、アウトプットを繰り返し進化をし続け、柔らかい雰囲気の中にも芯があり、一緒になって一生懸命になってくれる人』
体験レッスン後のhanaさんの印象です。
体験取材のまとめ
お父様が家具屋を営んでいる事もあり、学生時代から『起業』する事を前提に行動してきたhanaさんは2023年に『まるはなピラティス』をオープンさせます。
『何故ピラティスだったのか』とお聞きした所
フィットネスジムでインストラクターとして働き、色々な筋力トレーニングを勉強した中で、ピラティスのエクササイズが一番しっくりきたからだそうです。
筋力トレーニングを勉強する際も人体の構造を理解する『解剖学』を学びますが、hanaさんが資格を取得した【PHI ピラティス】は理学療法士が考案したメソッドという事もあり、より深く『解剖学』を学ぶ事が出来たそうです。
知れば知るほどに他のエクササイズ以上にピラティスはロジックのエクササイズだという事がわかったそうです。実際にご自身でもユーザーとしてピラティスのプライベートレッスンに通い、呼吸が楽になったり体の変化を体感しました。
このように論理的なエクササイズ『ピラティス』を自分の身をもって体の変化を体感する事が出来たからこそ、1人でも多くの方に伝えていきたいと独立してスタジオをオープンしました。
今後の展望は『ピラティスがあまり普及していない地方に、予防医療の一つとしてスタジオをオープンさせたい』と力強く話されていました。
柔らかい雰囲気の中にも芯の強さがあり、お客様、ピラティス対して真摯に向き合っているhanaさんが運営する『まるはなピラティス』との出会いに感謝します。
以上、最後までお読み頂きありがとうございました。
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